設備 学習ガイド
対象講義: BASIC講義(環境設備 第3・4回相当)、基礎講座第3回(給排水・電気)。設備は方式の系統図と用語の対応が得点源。図を描いて整理するのが一番早いです。
1. 空調・換気・暖冷房
- 換気方式: 第1種(機械給気+機械排気)〜第3種(自然給気+機械排気) — 計画ページと共通
- 空調方式: 単一ダクト方式・ファンコイルユニット方式・パッケージ方式等の使い分け
- 暖房方式: 温風暖房・放射暖房・対流暖房の特性
- 熱源: ボイラー・冷凍機・ヒートポンプの役割
2. 給排水・衛生設備
- 給水方式5種(seko2ページと共通): 直結直圧/直結増直圧/直結増圧/高架タンク/圧力タンク/ポンプ直送
- 飲料水用給水タンク: 天井・底・周壁は構造体と兼用不可、点検空間(天井1.0m・底/周壁0.6m以上)
- 排水管のトラップ: 封水で臭気遮断。封水切れ(自己サイホン・吸出し・はね出し)
- 通気管: 排水管内の圧力変動を緩和して封水を守る
- 衛生器具: 大便器・小便器・洗面器の設置間隔・排水勾配の目安
通気管を設ける目的=「封水切れ防止」。排水の流れ自体を良くする目的ではない、という点が○×で聞かれる。
3. 電気・照明設備
- 供給電圧: 低圧(直流750V以下/交流600V以下)・高圧(7,000V以下)・特別高圧(7,000V超)。大規模建築は高圧〜特別高圧受電
- 配線方式: 単相2線/単相3線/三相3線/三相4線式(400V級: モーター400V・照明200V・コンセント100V)
- バスダクト: 銅/アルミ母線+絶縁+外箱。幹線の大容量配電に使う
- 照明計画: 照度基準・光源種別(白熱/蛍光/LED)・配光・まぶしさ対策
- 接地(アース): A/B/C/D種接地工事の対象
4. 消火・防災設備
- 消火設備: 消火栓・スプリンクラー・不燃ガス/粉末/泡消火設備の対象用途
- 警報設備: 自動火災報知・非常警報・避難誘導灯
- 排煙設備: 自然排煙/機械排煙、排煙口の位置
- 避雷設備: 避雷針・引下線・接地極
- 統合設備: 中央監視・BEMS/BA(建物エネルギー管理)の構成
スプリンクラーは建築設備として建築基準法上の特殊建築物等に設置義務。設備名と義務付け対象の対応を間違えない。
確認問題
Q1. 三相4線式400V級で、コンセントに供給される電圧は?
100V(モーター400V・蛍光灯200V・コンセント100Vの3系統)。
Q2. 通気管の目的は?
排水管内の圧力変動を緩和し、トラップの封水切れを防ぐこと。
Q3. 特別高圧の電圧範囲は?
7,000Vを超えるもの(高圧は直流750V/交流600V超え7,000V以下)。